きみも覚えていますか？

長袖のシャツが心地よい

連休あけの日のことを

きみを一目見た私は

その瞳ににくぎづけになり

その指先にやさしさをかんじました。

きみとすごしたじかんは

あるくようにゆるやかにすぎ

うたうようにのびやかで

あたたかくゆったっりしていたのを覚えています。

桜の花びらのようなゆびさきは

やさしくものをつかみあげ

かみのけをちょっとかいてみたり

きみがにこやかな笑顔をうかべれば

わたしの心はゆさぶられ

わかれる時をおそれ

さいかいをこころにつよく願いました

きみはわたしのこころのうちをしらず

いくどもやさしい表情で

むじゃきに会話を楽しんでいましたね

このうででそっとつつんでしまいたいと

何度もおもいおもいとどまり

できることならば

ゆっくりおだやかに同じ時間を

ずっとずっと

きみと一緒にすごしていきたい

わたしの愛をすべてそそぎ

あの日の思いをいだきつづけたい。

ひとみさん、きみを愛したい。